こんにちは。矢部です。
生命保険業界に激震が・・・
中小企業の会社経営者を対象とした「全損型」の生命保険について、
金融庁からの圧力に、相次ぐ見直す動きが出ている。
「全損型」とは、払い込んだ保険料の全額を会社の経費として扱い、
節税が可能になり、またある程度経ったところで解約すれば、
ほぼ全額の保険料が戻ってくるという保険です。
この返戻金を退職金に充てれば、課税されない。
(ざっくりとして説明で、詳しい方はごめんなさい。)
つまり、国としては、法人税としてたくさん税金を取れるところ、
この保険が売られすぎることで、その全損型保険の保険料の約3割が税金でなく、
会社の損金として、落ちてしまうということで、税収が大幅に減ってしまうということになります。
つまり、金融庁vs生保業界!!!
国からすると、「商品設計の合理性や妥当性を欠く。」と。
ただ、生保営業マンからすると、中小企業をサポートしようとして、誠心誠意尽くしていたのに、
急に法人向けの商品がなくなってしまったような・・・
私も周りにもたくさんの優秀な生保の方がいらっしゃいます。
みんな優秀で、尊敬できる方も多く、生活もかけているので、心境は複雑です。。。
今後の業界の動きに注目していきたいと思います。