こんにちは。矢部です。
さて、2019年10月から消費税が10%にあがります。
そこで、私たち司法書士がよく関わるのは、不動産の購入はいつがいいか?ということです。
9月引き渡しまでは、消費税8%。10月1日だと10%。
ただし、10月以降の引き渡しでも、2019年3月までに契約をすれば8%。
そのため、3月に販売開始する高級マンションがあるようですね!!
3月末までに駆け込みする人が増えるのでしょう。
話は変わり、消費税がかかるのは、建物の金額だけです。(土地はかかりません)
(建物も売主が業者でなく、個人だとかかりません。)
つまり、建物金額×増税分2%をどうとらえるかになります。
一方で、増税後に不動産を買った場合、増税分の2%の穴埋めとして、
①住宅ローン減税が拡充(現行の10年間を13年間に。)
ただし、最後の3年間は「建物金額×2%÷3年」が上限。
(つまり、増税分を最後の3年で穴埋めしています。)
②すまい給付金が拡充
一定所得以下の人が住宅ローンで住宅取得すれば、給付金がもらえます。
年収400万なら 現行30万円⇒50万円
500万なら 現行10万円⇒40万円
600万なら 現行0⇒30万円
775万なら 現行0⇒10万円
③増税後の新築住宅取得やリフォームには、省エネ住宅ポイントがつく。
新築住宅なら最大35万ポイント(35万円)
リフォームなら最大30万円。若者子育て世帯の住宅購入に伴うリフォームは、何と最大60万円。
こちらは、国の予算を使い切れば、打ち切りのようです。
結構、増税後も充実していますね。
ただ、増税前ならキャッシュは建物金額の2%分減らない。
難しい問題ですね。
結論は出ませんが、やはりマイホームは買うべきタイミングで買う、
あまり色々な情報に左右されずに、買いたい時に、時期が来た時に買うのがベストではないでしょうか。
その方が結局、後悔もないと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。